CAREER MODEL 02

PROFILE

光本 幸平KOUHEI MITSUMOTO

商品部生鮮食品 水産バイヤー
経済学部経済学科卒業/2012年入所

MY CAREER

2012年 
入所1年目
協同購入センター甲南 地域担当 配属
2016年 
入所5年目
人事店舗学校 水産部門担当
魚の捌き方や調理、売場づくりの基本を学ぶ。
2017年 
入所6年目
コープうねの 水産担当
店舗に本配属。引き続き調理や売場づくり、
数値管理を行う
2018年 
入所7年目
コープ深江 水産チーフ
水産部門の責任者に着任。部下5名と予算の管理を担う。
2019年 
入所8年目
商品分生鮮食品 水産市場バイヤー
市場生鮮魚の仕入れを担当。
2020年 
入所9年目
協同購入センター尼崎 地域担当(特命)
協同購入センター西宮 地域担当チーフ
2021年6月 
入所10年目
商品分生鮮食品 水産カテゴリバイヤー
養殖魚や凍魚、貝・カキ類、鍋商材などの仕入れを担当。

※人事店舗学校期間/業態を跨いで異動してきた職員に対し、実際の店舗で働きながら育成していく期間です。1カ月~半年程度在籍し、チーフやメンバー、本部の教育担当者から店舗の知識や実務を教わります。一定期間後に、正式にメンバーとして店舗に配属されます。

学生時代・コープこうべを志望した理由。

 高校までスポーツ一筋でしたが、大学ではこれまで経験したことのない分野にチャレンジ。アルバイトで障がい者自立支援に取り組みました。利用者とのふれあいを通して、次第に地域や人に根ざした仕事を志望するように。そんな中、就活では宅配から店舗、介護サービスまで幅広い事業を展開しているコープこうべを知る機会があり、生まれ育った地域への貢献はもちろん、人と深く関わる仕事に挑戦できる可能性を感じました。

光本 幸平 商品部生鮮食品 水産バイヤー 経済学部経済学科卒業/2012年入所

2015年/入所5年目人事店舗学校
水産部門担当

ターニングポイント①

突然の異動に当初は戸惑うも、
これまでとは違った仕事の面白さが。

 入所以来、地域担当として4年。協同購入センターでの将来のキャリアを思い描いていたこの時期、突然店舗への異動が決まり、本配属前に店舗での知識・実務を身につける人事店舗学校(研修)で水産部門の担当となりました。
 これまでの人生でほとんど包丁を握ったことのないような私が、魚の捌き方や調理、売場づくりといったノウハウを一から覚えないといけないこともあって、当初は正直、焦りと不安は感じていました。それでも周りのサポートとともに一つずつステップを踏みながら仕事を覚えていくと、地域担当とはまた違った形で組合員の期待に応えられることに面白さを感じるように。もともと趣味で釣りによく行っていましたし、魚を食べることも好きだったせいか(笑)、最終的には「この仕事、向いているかも!?」と思えるほど前向きに取り組むことができました。

当時の所属/コープ深江 チーフ 松下弘一

当時の上司から

当時の所属/コープ深江 チーフ 松下弘一

 異動当初の光本さんの指導を担当。「これで合っているかな…」とブツブツ言いながら、一生懸命に魚を切る姿が印象に残っています。私自身も地域担当から水産担当に。同じ経歴を持つ先輩として悩みにも共感しながら、技術や知識の習得をサポートしました。水産部門の第一線で活躍する光本さんの成長を支えられたことを、今は誇りに思います。

光本 幸平 商品部生鮮食品 水産バイヤー 経済学部経済学科卒業/2012年入所

2018年/入所7年目コープ深江 水産チーフ

ターニングポイント②

ベテランにも支えられながら
チーフの役割にチャレンジ!

 水産担当として店舗に本配属後、約1年半で水産部門全体の数値管理をはじめ、メンバー5名の労務管理や作業計画の立案といったマネジメントを担うチーフを任せてもらえました。その5名の中には、私よりも知識・技術・経験を持ったベテランのメンバーもおり、その職員とは親子ほど年齢も離れていたのですが、私が遠慮なく指示ができるよういつもメンバーに声をかけてくれたり、私の指示を全力でサポートしてくれたりと、チームの潤滑油の役割を担ってくれたおかげで、私も失敗を恐れずチャレンジすることができました。在籍中の予算(目標)をすべて達成できたのは、そんなメンバーのサポートがあってこそ。今のバイヤーの仕事でも当時の経験を活かせる場面が多く、メンバーのアドバイスとチームマネジメントの経験が、仕事の引き出しを増やすことにつながったように思います。

光本 幸平 商品部生鮮食品 水産バイヤー 経済学部経済学科卒業/2012年入所

2020年/入所9年目協同購入センター尼崎
地域担当(特命)

ターニングポイント③

組合員の声をあらためて聞きながら
次代を担う若手職員をサポート。

 店舗から本部の商品部生産食品に異動し、水産市場バイヤーとして商品の仕入れなどを担当しましたが、コロナ禍での宅配需要の高まりを受け、特命で入所以来の地域担当に。その4ヶ月後には地域担当チーフを任されました。久しぶりの協同購入センターでの仕事でしたが、モチベーションは高かったですね。部下に将来を担う若手職員も多く、自分の声がけや行動でメンバーの意識や行動が大きく変わるため、店舗時代とは異なるチームマネジメントを経験。少しでも働きやすい環境づくりや自分の経験を伝えることを使命に取り組み、日頃からのメンバーとのコミュニケーションの大切さを実感しました。また、組合員の声をこのタイミングであらためて聞くことで、どんな商品にニーズがあるのかを再確認できる機会にもなったように思います。1年未満の短い期間でしたが、今の仕事に活かせる貴重な経験ができました。

これまで、そしてこれから

これまでのさまざまな経験を、
どんな場所・仕事でも活かしたい。

 現在は水産部門のバイヤーとして、主に養殖魚をはじめ、凍魚や貝・カキ類、鍋商品の仕入れを担当。社会情勢や環境で大きく相場が左右される中、新聞やインターネット、取引先などから情報を収集し、価格交渉時の引き出しを増やすことを心がけて仕事に臨んでいます。また、仕入れた商品の流通の確保、店舗への売場の提案もバイヤーの役割。最大の供給高・利益高が残る仕組みが企画できるよう、これまで以上にさまざまな部署、たくさんの職員と連携を図っています。
 私は入所以来、早いローテーションで協同購入センター・店舗でチーフまで経験できました。異動先の仕事を一から覚える大変さはありましたが、コープこうべの中核となる事業を経験できたことは、地域や組合員、さらに店舗や職員のニーズを理解することにつながり、本部で働く今はこれまでのキャリアをプラスに捉えています。今後もこれまでの経験をフル活用して、どんな場所・仕事でも、チャレンジを続けたいと思います。

光本 幸平 商品部生鮮食品 水産バイヤー 経済学部経済学科卒業/2012年入所