コープこうべについて

健康経営宣言

コープこうべは、職員一人ひとりがいきいきと安心して働き続けられるために、職員の健康と安全を守る健康経営の取り組みをすすめていくことを宣言します。
2022年7月1日

コープこうべは、この組織が組合員や地域社会に信頼され続けるために、すべての職員が心身共に健康であることが最も重要だと考えています。この考えのもと、健康経営宣言を策定し、職員の健康保持・増進に取り組んでいます。

健康経営推進体制

健康管理最高責任者である組合長のもと、健康管理室、人事部を中心に、各関連部署や協会けんぽと連携し、アルバイトを含む全職員を対象に、健康経営に取り組んでいます。

健康経営の重点課題

生活習慣病予防

コープこうべで有所見者の多い脂質異常症、
高血圧への対応として生活習慣改善に向けた啓発を行います。
健康増進チャレンジや健康経営ニュース掲載を通して、生活習慣改善を促しており、35歳以上の協会けんぽ加入者を対象としたアンケートで、運動習慣がある人や食習慣を改善している人の割合が増加していることがわかります。

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指標 対象 単位 2022年度 2023年度
1回30分以上の汗をかく運動を週2日以上、1年以上実施している者の割合 35歳以上の協会けんぽ加入者 20.7 24.0
日常生活において歩行または同等の身体活動を1日1時間以上実施している者の割合 60.3 61.0
ほぼ同じ年齢の同性と比較して歩く速度が速い者の割合 55.5 55.9
就寝前の2時間以内に夕食をとることが週3回以上ある者の割合 28.9 30.6
朝昼夕の3食以外に間食や甘い飲み物を毎日摂取している者の割合 27.8 30.6
朝食を抜くことが週3回以上ある者の割合 10.0 8.9

がん検診の推進

がんで休職する職員を減らすため、がん検診の費用補助の実施や、
早期発見の必要性についての普及啓発を行います。

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指標 対象 単位 2022年度 2023年度 目標値 達成年度
がん検診 肺がん受診率 学生臨時職員除く全職員 100 100 100 達成済
胃がん受診率 40歳以上の職員 11.3 12.2 50 2027
大腸がん受診率 52.6 51.9 80 2025
乳がん受診率 40歳以上の女性職員 5.0 6.2 25 2027
子宮けいがん受診率 20歳以上の女性職員 3.6 4.6 25 2027

女性の健康

コープこうべの職員は67%が女性を占めているため、女性の健康に関する取り組みを進めています。
婦人科がん検診への費用補助や女性の健康相談窓口を設置し、サポート体制を整えています。
その結果乳がん検診の費用補助申請数は271名(2022年度)→325名(2023年度)
子宮けいがん検診の費用補助申請者数が222名(2022年度)→275名(2023年度)に増加しました。
申請者数が増えた要因としては、職員への女性の健康に関する知識の普及啓発や研修の実施の結果と考えます。

戦略マップ

具体的な取り組み

1.安心して働ける職場づくり<3つのゼロの推進>

  1. 交通事故ゼロ
    • 事故事例から学び、再発を防止
    • 衝突被害軽減ブレーキ搭載の安全車両の導入(2023年度:108台)
  2. 業務上災害ゼロの取り組み
    • 事故事例から学び、再発を防止
    • 始業時体操の全員実施
    • 地区所属長会などでの安全講習の実施
    • 安全衛生職場巡視の実施(年2回)
    • リスクアセスメントの実施
    • 所属ごとの職場安全衛生委員会の定期開催
  3. ハラスメントゼロの取り組み
    • ハラスメントを「しない・させない・見過ごさない」を徹底
    • ハラスメントへの理解を深める(『人事部ニュース』『NO!ハラスメントリーフレット』などで周知)
    • ハラスメント相談窓口の周知(ポスター掲示、ホームページ掲載など)

2.健康づくり

  1. 定期健康診断の100%受診、要受診者の100%受診
    • 直雇用職員が受診(学生臨時職員除く)
  2. がん検診の費用補助
    • 胃バリウム検診を協同購入センターや店で無料実施、胃内視鏡には費用補助を実施
    • 大腸がん検診キットを定期健康診断とセットで無料実施
    • 乳がん・子宮けいがん検診に費用補助を実施
  3. 卒煙(禁煙)の支援
    • 禁煙サポートプログラムの費用補助
  4. 健康増進チャレンジの実施
    • 生活習慣改善やがん検診受診、健康に関するeラーニングなど
      健康に関する理解を深める課題を達成した職員にギフトカードを贈呈
  5. 相談体制の充実
    • 産業医・保健師による健康相談を実施

3.ワークライフバランスの推進

  1. 労働時間の適正化
    • 長時間労働が恒常化しないよう、定期的なチェックと是正を実施
  2. 勤務間インターバル規制の周知徹底
  3. 仕事と育児・介護の両立制度の周知と適切な運用

健康経営の効果

2024年度よりプレゼンティーズム、アブセンティーズム、ワークエンゲイジメント、職員の健康経営に対する満足度、職員のヘルスリテラシーについてアンケート調査を行い、効果検証を実施します。
月給者を対象として従業員定着率を算出したところ、2022年は67.1%であったのに対し、2023年は78.5%に改善しています。

健康経営の重点課題指標
※本契約をしていない職員については職員数から省く

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    指標 対象 単位 2022年度  2023年度 2024年度
1 定期健康診断 定期健康診断受診率 学生臨時職員除く
全職員
100 100
精密検査受診率 100 99.9
高血圧の者のうち治療中の者の割合(収縮期血圧140mmHg未満かつ拡張期血圧90mmHg未満) 76.3 83.3
血圧リスク者率(収縮期血圧180mmHgまたは拡張期血圧110mmHg以上) 0.9 0.6
血糖リスク者率(空腹時血糖200㎎/dl以上) 0.2 0.2
適正体重維持者率(BMI18.5~25未満) 65.4 65.9
糖尿病管理不良者(HbA1c 8.0%以上) 1.1 1.4
喫煙率 13.3 13.1
1回30分以上の汗をかく運動を週2日以上、1年以上実施している者の割合 35歳以上の協会けんぽ加入者 20.7 24.0
日常生活において歩行または同等の身体活動を1日1時間以上実施している者の割合 60.3 61.0
ほぼ同じ年齢の同性と比較して歩く速度が速い者の割合 55.5 55.9
就寝前の2時間以内に夕食をとることが週に3回以上ある者の割合 28.9 30.6
朝昼夕の3食以外に間食や甘い飲み物を毎日摂取している者の割合 27.8 30.6
朝食を抜くことが週に3回以上ある者の割合 10.0 8.9
2 健康づくり 健康増進チャレンジ参加率 学生臨時職員除く
全職員
1.4 6.4
3 女性の健康 女性の健康課題に関する施策への参加状況 学生臨時職員除く
全職員
未実施 1.9
4 ワークライフ
バランス
法定外労働月80時間超 100人・月当たり発生人数 総合職員・宅配専門職員
・店舗専門職員・福祉専門職員
0.0 0.0
平均年次有給休暇取得率 54.3 51.8
平均勤続年数 17.4 18.0
新卒離職者数 過去3年間の総合職員 7 4
5 疾病者の状況 メンタルヘルス不調 年間長期欠勤・休職者率 総合職員・宅配専門職員
・店舗専門職員・福祉専門職員
1.0 1.1
メンタルヘルス不調 離職率 0.2 0.3
その他の疾病 年間長期欠勤・休職者率 0.6 0.9
その他の疾病 離職率 0.1 0.1
6 ストレスチェック 受検率 学生臨時職員除く全職員
(2022年度は全職員)
99.9 99.9
高ストレス者割合 6.3 7.0
7 業務上災害 業務上災害発生件数 全職員 69 72
業務上災害休業災害発生件数 7 8
業務上災害死亡者数 0 0
度数率 0.0 0.0
8 健康経営の取り組みの効果 従業員定着率 月給者(総合職員・宅配専門職員・店舗専門職員・福祉専門職員・特別専任職員月給) 67.1 78.5
アブセンティーズム※1 体調不良で7日以上
休業した職員の
休業日数/学生臨時職員を除く全職員数
2.6 2.0
プレゼンティーズム※2 学生臨時職員除く全職員 未実施 未実施 78.7
ワークエンゲージメント※3 学生臨時職員除く全職員 未実施 未実施 3.6
ヘルスリテラシー※4 学生臨時職員除く全職員 未実施 未実施 34.0
健康経営への満足度※5 学生臨時職員除く全職員 未実施 未実施 25.5
※1 体調不良で7日以上休業した職員の休業日数の平均 (測定人数:458名(延)回答率:100%)
※2 病気やけががないときに発揮できる仕事の出来を100%として過去4週間の自身の仕事を評価した平均値
※3 ユトレヒト・ワーク・エンゲイジメント尺度(3項目)のスコア(0=全くない 6=いつも感じる)の平均
※4 自身の健康に関する意識・行動についてアンケートし、「意識もあり具体的な健康につながる行動もできている」と答えた人の割合
※5 コープこうべの現在推進している施策についての満足度をアンケートし、「満足」と回答した人の割合
※2~5 は測定人数 8,167名、回答率 89.1%(2024年9月27日時点)
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