主な出来事

2018年度を振り返って

1.コープこうべの役割や価値を互いに確認し合い、広く地域に伝えていきます

次の100年に向けて

『歴史の振り返りと価値の再確認』

これまでの歴史の振り返りを通して、生協の役割と価値を再確認しました。

コープこうべの歴史や理念について学習を進めています
  • 9月、所属長が一堂に会し、コープこうべの理念や役割・価値、活動や事業の歴史について学びました。その学びをもとに、店舗や宅配の職員が参加する学習が順次広がっています。
  • 地域コープ委員会、新任コープ委員研修などで310人(2019年3月末現在)の組合員が、協同学苑史料館や賀川記念館を訪れ、積極的に学習を行っています。
  • 2019年1月の総代研修会で、「SDGs(※)」を取り上げ、それらがこれまでのコープこうべの歩みと同じ方向性であることを確認するとともに、持続可能な社会の実現に向けて取り組むにあたっての今日的な視点を学びました。

(※)「SDGs」……Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称。2015年9月に国連サミットで加盟国首脳参加のもと採択された「誰もが笑顔で安心して暮らし続けられる世界や地域社会をめざす2030年に向けた目標」のこと。

出資金についての理解を深める取り組みを行いました
  • 「総代通信」2018年4月号で出資金の特集記事を掲載。6月には、店舗・宅配ともに出資金キャンペーンを実施し、出資金についてのアピールを強化しました。職員も改めて出資金について学習し理解を深めました。

『生協のあり方検討』

次の100年に向けて、生協のこれからの方向性を考えるための準備を進めました。

創立100周年記念事業の具体的な準備を進めました
  • 創立100周年を迎える2021年に向けて、6月に専任部署(100周年プロジェクト)を新設。100周年事業の総称を「CO・OP NEXT100」、コープこうべの方向性を示すビジョンを「ターゲット2030(に・まる・さん・まる)」とそれぞれ名付け、ビジョンづくりと、組織横断的に展開する周年記念事業の検討に着手しました。
  • 「CO・OP NEXT100」のシンボルとなるロゴが完成、100周年事業の積極的な広報を開始しました。
  • 2019年1月から3月、若手選抜職員26人による「100周年プロジェクトチーム」でビジョンの骨子づくりを進めました。また、2月には組合員17人で結成した「地域の未来を考える会」が、今後、各地域で開催する地域の未来について考える場づくりの手法を自ら検討しました。

2.地域や社会の担い手と連携し、協働の力で「くらしの基盤」強化をめざします

安心してくらすことができる地域づくり

『「居場所・つどい場」づくり』

年代・性別を問わず、誰もが気軽に立ち寄れる「つどい場」づくりを、地域諸団体と連携しながら進めました。

地域諸団体と連携した「つどい場」づくりが広がっています
  • 「コミュニティ食堂」や「子ども食堂」は32カ所に広がりました。さらに、食堂運営者や社会福祉協議会など地域の団体が定期的に集まって情報交流を行うなど、地域におけるネットワークづくりも進みました。
  • 「みなくる☆そのだ コープさんとこ」(コープ園田)では、尼崎市と一緒に「みんなの尼崎大学生活科学部」を開講し、運営に参加しました。消費生活に関する学習会などを定期的に開催し、のべ200人を超える地域の方々が参加しました。
新たに22カ所のつどい場が立ち上がりました
  • 「居場所・つどいの場立ち上げ支援助成」の活用も進み、組合員集会室や地域の集会所など22カ所のつどい場が立ち上がりました。
  • 7月、組合員集会室機能を兼ね備えた拠点スペース「すま居(い)る名谷」がコープ名谷店内にオープンしました。地域の話し合いから出てきた「健康」をテーマに、ふれあい体操や健康麻雀、脳トレなどの活動が始まるとともに、地域住民同士顔の見える関係づくりが進みました。地域で活動する団体と連携し若い世代に向けて開催した「ハロウィン撮影会」は、29組の親子が参加する一大イベントになりました。これらがきっかけとなり、その後開催した「クリスマスイベント」や「料理会」などへの若い世代の参加に結びつきました。
子どもの未来や貧困問題、消費者トラブル防止について学習を進めました
  • 7月、全国の生協とともに進める「子どもの未来アクション(※)」の学習会に組合員と役員・職員21人が参加し、子どもの未来や貧困の問題について理解を深めました。さらに、10月には、「子どもの未来を考える情報交流会」を開き、子ども食堂の運営者やスクールソーシャルワーカーら、参加した22人が、子どもの貧困や虐待の問題などについて共に学び合いました。

(※)「子どもの未来アクション」……貧困をはじめとする子どもの問題を社会の問題としてとらえ、学び、考えることから、共感の輪を広げていく運動。

  • 兵庫県の消費者教育支援事業の補助金を活用し、「居場所・つどい場」で、消費者トラブル防止の落語会や学習会を12会場で開催しました。

『平和の取り組み』

日々のくらしの中から「平和」について考え見つめなおすことで、「平和な社会」を若い世代とともにめざしました。

身近なくらしから「平和」について考えました
  • 平和のカンパ寄贈の旅の事前学習会や、第3地区の代表者会議では、ワークショップを通して身近なくらしの中の「小さな平和」をつなげていくことの大切さを考えました。
  • 平和のカンパを活用した「平和のコンサート」や「平和のつどい」が各地区で開催され、「平和」を考える機会となりました。
  • 8月5日~6日に、広島平和のカンパ寄贈の旅に、組合員親子5組12人(小学生3人、中学生4人)が参加し、「戦争」の悲惨さを学びました。
  • 2019年3月27日~29日に、「虹っ子平和スタディツアーin沖縄」を実施。中学生10人が参加し、沖縄戦の実相から「平和」の尊さを学びました。
憲法や国際協力について学習を進めました

地域コープ委員会が企画し、「憲法とくらしのかかわり」「核兵器の現状」をテーマにした学習会や、ユニセフスタディツアーの報告会などを実施しました。

『健康の取り組み』

乳幼児から高齢者まで、年代に応じた「健康づくり」をめざし、食を中心としたより良い習慣づくりに向けた取り組みを行いました。

BDHQ(※)を活用した食生活の見直しを進めました
  • 若い世代の組合員参加をめざし、第2地区では、「にしのみや食育フェスタ」で地元の専門学校と連携して、BDHQの参加案内及び結果の読み解きを行い、47人が参加しました。第4地区では、クッキングサポーターを講師に、学習・料理会を20回開催し、308人が参加しました。

(※)「BDHQ」……各自で直近1カ月間の食生活を振り返り、食品や飲料の摂取頻度を回答する質問票。

「ひょうごまるごと健康チャレンジ2018」の取り組みを行いました
  • 兵庫県生協連を中心に、コープこうべと県内の8医療生協が連携し、9月~12月の期間、「ひょうごまるごと健康チャレンジ2018」に取り組み、8366人がチャレンジ宣言をし、そのうち4360人が結果報告をしました(コープこうべはそれぞれ2690人、1482人)。
  • 9月22日に協同学苑でキックオフイベント「カラダはじめ・はかるのチャレンジDAY」を行い780人が参加しました。東京大学大学院・佐々木敏教授の基調講演のほか、健康チェックや食べ方チェックを通じ、健康への取り組みの必要性を楽しく学びました。
子どもたちに体験を通じてはかることの大切さや食習慣見直しのきっかけづくりを進めています
  • 商品検査センターでは、重さや長さ、太さ、糖度、塩分などをはかって学ぶ体験型ゲーム『はかるけんきゅうじょ』の開催や、商店街やつどい場、地元企業などの参加による、地域でのBDHQ体験&学習会を開催しています。

『防災・減災と全国生協との交流』

震災を経験した生協として、経験の継承に取り組むとともに、自然災害発生時に備え、災害に強いくらしとまちづくりを進めました。

東日本大震災の復興支援に継続して取り組んでいます
  • 復興に向けた商品を製作している宮城県の団体との交流を継続し、組合員まつりなどのイベントの場で商品を販売する取り組みを進めています。
  • 7月に、神戸YMCA、兵庫県ユニセフ協会と共催で「2018年度福島の子ども保養プロジェクトinよしまキャンプ」を実施しました。小学生28人と、過去に「よしまキャンプ」に参加した中高生17人がキャンプリーダーとして参加しました。
自然災害発生時に、募金やボランティア派遣などで被災地の復興支援に取り組みました
  • 「大阪北部地震(6月)」では、大阪府生協連の要請を受け、地域コープ委員など2日間のべ19人が茨木市社会福祉協議会のボランティア活動に参加しました。
  • 「平成30年7月豪雨災害(7月)」では、被害を受けた岡山、広島に職員を派遣し、地元の社会福祉協議会や生協関係者と一緒になって災害ボランティアセンターの運営を担いました。また、ひょうごボランタリープラザと合同で岡山県倉敷市真備町にボランティアバスを運行し、組合員、職員19人が参加しました。緊急募金にも取り組み、8200万円を超える善意が寄せられ、その一部を活用して、職員を中心に真備町へのボランティアバスを派遣。2019年3月末までに計3回のボランティア活動を実施しました。
  • 「平成30年北海道胆振(いぶり)東部地震(9月)」では、緊急募金に取り組み、2300万円を超える善意が寄せられました。上記の自然災害に加え、「インドネシア・ロンボク島地震(8月)、スラウェシ島地震(9月)」に対して、ハート基金から支援金を拠出しました。

『助け合い活動の広がり』

年をとっても、障がいがあっても、子ども連れであっても、「買い物」が「ふれあいを実感できる楽しいもの」になるよう、地域の助け合い活動を進めました。

買い物支援ボランティア活動について、地区での学習・交流会を行い、仲間づくりを進めました
  • 地域の特色を生かした活動として、地区単位で学習・交流会を継続して行いました。また、チラシを地域で配るなど、ボランティアに参加する仲間づくりを進め、買い物支援ボランティアの活動拠点は、16店舗に広がりました。さらに担い手を増やすことをめざして、コープ岡本、コープ山手でボランティア活動へポイント提供の試行を始めました。
お買い物中の一時保育について検討しました
  • コープ大久保では、親子で参加したり、子どもを預けて買い物を楽しめるメニューを取り入れた子育てひろばの取り組みがスタートし、のべ200人以上の親子が参加しました。

『くらしの中から環境を考える』

私たちのくらしのあり方が、地球環境や社会、地域とどのようにつながっているかを学び、その実践の一つである「誰もが笑顔になれる“エシカル消費”」を力強く進めています。

兵庫県漁連やJA全農兵庫などと連携した取り組みを進めました
  • 地域の産業の活性化や自然環境保全をめざし、兵庫県漁連やJA全農兵庫などと連携し、「とれぴち」「とれしゃき」の愛称で、地元の野菜・果物、魚を選ぶ意味についての学習、産地体験、普及活動などを、各地区や店舗などで実施しました。
食品ロス削減に向けた取り組みを進めました
  • 8月と2019年1月に全店舗でフードドライブ(※)に取り組みました。地域コープ委員などが店頭に立って来店組合員に協力を呼びかけ、合計約6トンの余剰食品を回収しました。集められた食品は、フードバンクをはじめ、社会福祉協議会、こども食堂など、170団体に提供。余剰食料を地域内で循環させる取り組みが大きく広がりました。

(※)フードドライブ……家庭で余っている食品を、店舗などに持ち寄り、それらをまとめてフードバンクなどに寄付する取り組み。

  • 店舗で発生する食品ロス削減に向けて、エシカル月間の10月に神戸市と連携して、商品棚の手前にある値引商品や期限が迫った商品の購入を組合員に呼びかける「てまえどり(すぐに食べるなら手前から取ってね!)」に取り組みました。
鳴尾浜リサイクルセンターが本格稼働しました
  • 資源循環の取り組みをさらに推進するため、子会社と連携して、鳴尾浜リサイクルセンターを2017年度末に新たに設置。2018年度から本格稼働しています。センターでの作業は障がい者スタッフが担い、障がい者の就労支援につながっています。
エネルギーやリサイクル学習、マイバッグ運動を進めました
  • 組合員や職員が「エネルギー&リサイクル学習会」で積極的に学習を行い、39企画、1071人が参加しました。
  • 大阪北地区の全店舗で、8月からレジ袋無料配布を中止しました。組合員と職員が一緒にマイバッグ運動の意義を学び、来店組合員にマイバッグ持参を呼びかけ、大阪北地区のマイバッグ持参率は79.1%となり、2017年度の41.9%から大きく伸びました。
家庭で不要になった羽毛(ダウン)の回収に取り組みました
  • 羽毛資源のリサイクルを進めるグリーンダウンプロジェクト(※)に賛同し、家庭で不要になった羽毛布団やダウンジャケットを店舗で回収する取り組みをコープデイズ神戸北町で先行的に取り組みました。2019年度は、対象店舗を拡大します。

(※)グリーンダウンプロジェクト……家庭で使わなくなった羽毛製品を回収し洗浄・精製加工することで上質な再生羽毛(グリーンダウン)とし、新たな羽毛製品として社会に還元する取り組み。羽毛資源の保全と、不要になった羽毛製品を焼却処分する時に発生するCO2削減にもつながる。

参加とネットワークによる組合員組織づくり

『若い生協ファンを増やす取り組み』

次代の担い手となる高校生・大学生や、未就学児を持つ年代の人がコープこうべと出会い、関わることができるプロジェクトや場づくりを進めました。

高校生や大学生など、学生との協働が進みました
  • 緊急時にも使えるストック商品を使ったレシピの開発や、「神戸メロンパン」のアイデアを、全エリアの学校に募集するコンテストなど、若い世代との協働を進めています。
  • 甲南女子大学社会学部のゼミ生が「みなくる☆そのだ コープさんとこ」などで実施した活動に約5カ月間参加。参加した感想や提言をいただきました。
「レインボースクール」の運用の見直しを進めています
  • レインボースクールの目的を「組合員とコープとの接点づくり」に整理し、見直しを進めています。
  • 店舗では、職員が研修で学んだことを伝えたり、地域の人と一緒になって学びの場を盛り上げるなど、楽しい雰囲気の中でコープへの理解が進むよう工夫を行っています。また、店内の見えるところで実施するなど、認知度向上につながるように進めています。
  • 宅配では、コープ商品の魅力などを伝える学びの要素を盛り込んだ、イベント形式の内容へとリニューアルを進めています。2018年度は、協同購入センター淡路、三木、吹田で実施し、子育て世代の家族の参加が多数ありました。
各地区での小学生や未就学児の体験を通じた活動が進みました
  • 地域コープ委員会やコープくらぶ・コープサークルが実施する子どもたちの体験プログラムや料理教室、1年を通して様々なくらしに関わることを学ぶ「虹っ子スクール」の開催など各地区で小学生や未就学児の体験を通じた活動が進みました。
プロスポーツチームとオフィシャルスポンサー契約を締結しました
  • スポーツ応援を通した若い世代の取り込みに向けて、男子プロバスケットボールリーグB2(2部)に所属する「西宮ストークス」とスポンサー契約を締結しました。
店舗の空きスペースを活用した取り組みを進めました
  • 5月からコープ安倉で、地域の子育て中のママたちが店舗の空きスペースを活用し、カフェや特技を活かしたハンドメイドマーケットを定期的に開催しています。ママ友ネットワークで広がりをみせており、組合員新加入にも寄与しています。
各事業でも若い世代へのアプローチを強化しました
  • 店舗事業では購買頻度の高い商品の価格対抗による魅力向上、宅配事業では子育て世代向けの新媒体「すくすくめーむ」を毎月発行し、めーむで人気の子育て商品やレシピ提案を通じて子育て世代を応援。電力事業では「夏休み親子コープでんき産地見学会」、生産事業では神戸女子大学との連携による「神戸ハイカラキャロットチーズメロンパン」の開発・販売などに取り組みました。
  • 共済事業では大型店舗でのプロのカメラマンによるキッズ写真撮影会などの親子イベントの開催、文化事業では若い世代に向けたインスタグラムやフェイスブックでの情報発信、子育て応援情報配信「コーピーくらぶ」を活用した親子で楽しめる講座の紹介などに取り組みました。

『多様な参加をめざす枠組み検討』

少子高齢化、女性の就労率向上など社会環境変化をとらえ、参加とネットワークのあり方の検討を進めました。

地域コープ委員会のしくみや運用の見直しについて論議を行いました
  • 「誰もが参加しやすい、元気な地域コープ委員会」をめざして、全地域コープ委員を対象にしたアンケート調査や、地区組合員活動協議会、地域コープ委員会全体会などで、地域コープ委員会のありたい姿やしくみの見直しについて、論議・検討を行いました。
  • コープくらぶ、コープサークルは、わかりやすく参加しやすい枠組みをめざして、見直しに着手しました。活動実態や課題を把握するアンケート調査をもとに、新たな枠組みの検討を進めています。
地域をつなぐ「地域コーディネーター」を配置しました
  • 4月に活動を開始した「地域コーディネーター」の5人は、地域とのネットワークづくりや、地域と一緒に進めるイベントの開催など地域をつなぐ取り組みを進めました。
「イベントひろば」などの活用を強化しました
  • イベント情報サイト「イベントひろば」や子育て応援情報配信「コーピーくらぶ」の強化と「コープこうべアプリ」を活用した、参加促進のしくみづくりを進めました。
  • 11月から、「コープこうべアプリ」に新機能「コープTOUCH!」を追加。手軽に参加できる投票機能は、のべ4万人が利用、商品などへの口コミ投稿も活発に行われています。また、各地区で開催する学習会やイベント参加時にスマホでQRコード®にタッチしてポイントがつくようになりました。今後、対象の学習会などを増やしていきます。

組合員からも地域からも頼りにされる職員組織

『人づくり・組織風土改革』

社会の変化に対応し、組合員からも地域からも信頼され、頼りにされる職員組織をめざしました。

職員が働き続けやすい柔軟なしくみづくりを進めました
  • 育児や介護などの家庭の事情に応じて、従来よりも短い労働時間で勤務できる制度や、他の雇用区分に変更して働くことができる制度を導入しました。
  • 同じ所属の職員同士がコミュニケーションの機会を増やし、やりがいをもって働きながら業務スキルを向上するしくみづくりを進めました。
障がい者の実習生受け入れを進めました
  • 店舗では阪神友愛食品(株)能力開発センターの実習生受け入れを継続するとともに、特別支援学校などからの受け入れも進めています。

3.事業の活力を高め、毎日のくらしを支えます

事業活動

『店舗事業』

店舗の魅力向上による収入拡大と、生産性向上を通した収支改善を軸とした事業構造改革を進めました。また、地域での店舗間、事業間、外部団体との連携を進め、地域の組合員へのお役立ちとつながりを高めました。

店舗事業の赤字削減に向けた取り組みを進めました
  • 改装店舗での新規取り組みの成功事例を既存店舗へ展開することで、店舗の魅力を高め、来店組合員数増による供給高の増加を図っています。
  • 生鮮部門の新たな発注システムの導入、セミセルフレジ(商品のスキャンまでを店舗の職員が行い、精算は設置された精算機で組合員が行う)の導入、自動発注システムの対象部門拡大を進め、業務の簡素化による生産性向上に取り組みました。
  • 改装店舗では宅配の利用案内や人気商品を紹介するコーナー、コープでんきの紹介ブースの設置など、事業間連携にも取り組んでいます。
  • この間、様々な取り組みを行ってきましたが、依然として店舗事業は多くの赤字を抱えており、あらゆる角度から抜本的な収支構造改革の検討を進めました。
  • 営業剰余金の赤字が長年続き、施設の老朽化対応が困難な2店舗(コープ野間、コープ大庄)については、将来において収支改善が見込めないため、店舗としての営業終了を決定しました。コープ野間は、7月11日をもって店舗営業を終了し、店舗近隣で活動拠点や「地域めーむひろば」を開設予定。コープ大庄は、9月12日をもって店舗営業を終了し、「地域のつどい場」として再出発する予定です。
品揃えや価格、接客など、店舗の魅力を高め、組合員満足を高める施策に取り組みました
  • たまご、納豆など購買頻度の高い商品を中心とした「いつでもお買い得価格」の実施や、「組合員証でおトク」などの価格強化に取り組みました。
  • 各店舗で、品揃えの要望や商品の使い方など、集まった組合員の声を活かし、地域に根差した魅力のある店舗、売り場づくりを進める「ハピネス委員会」を立ち上げました。
  • 各店舗で「もったいないプロジェクト」を立ち上げ、食品ロスの学習会を実施しました。食品ロス削減の好事例を共有化し、他の店舗への展開を推進しています。
小型車両による都市部での移動店舗の運行など、買い物支援の取り組みをさらに進めました
  • 移動店舗は、大阪北エリアで小型車両を導入し、従来の車両では停留所の確保が困難な都市部での運行モデル確立に着手しました。また、加東市では行政・地域団体と3者協定を締結して4月から運行を開始しました。
  • 買いもん行こカーは、コープ稲美、コープデイズ豊岡、コープデイズ神戸北町、コープ仁川で事業者などの協賛を得て運行しています。

『宅配事業』

商品の良さや宅配の魅力を広く伝え、なかまを増やす取り組みを強め、事業規模の拡大と事業基盤の強化を図りました。

宅配の利用機会を広げるため、店舗以外で受け取りを行う「地域めーむひろば」をスタートしました
  • 「地域めーむひろば」は地元企業の営業所やJR和田山駅前、コープ野間近隣地域などの8拠点で開催し、利用組合員は353軒と利用が広がりました。
  • コープ新光風台の「めーむひろば」では、地域の老人会(悠友会)の有志が、商品お渡しをしています。地域とコープこうべ双方の活性化に繋がる取り組みとなっています。
共働き家庭や高齢者へのお役立ちをめざし、めーむに「おいしく時短」ページを新設しました
  • 7月から「おいしく時短」ページを新設し、調理の時間を短縮できる便利な食材キットなどの品揃えを充実させることで1週間を宅配でくらす提案に取り組んでいます。
  • コープオリジナルの乳幼児食「きらきらステップ」を中心に、めーむで人気の子育て人気商品やレシピ提案を通じて子育て世代を応援しています。
電動アシスト付自転車を使った、店舗から宅配商品を配送する実験を開始しました
  • 電動アシスト付自転車を使い、コープ店舗から近隣組合員宅へ配送する実験を開始し、コープ六甲・コープリビング甲南・地域めーむひろば野間の3拠点まで広がりました。
夕食サポート「まいくる」の利用のしやすさと安全性を高めることに取り組みました
  • 7日間コースの対象エリアを加古川市中心部へ拡大、安全性向上のためのフィルム包装への変更、インターネットでの注文変更受付などに取り組みました。

『生産事業』

将来にわたって安定した工場運営を行うため、組合員ニーズなどに対応した最適な品揃え、組合員の想いを形にした商品づくり、安心して利用いただける商品供給をめざしました。

学生と連携した商品開発など、食品工場生産品の良さを知ってもらう取り組みを進めました
  • 地域コープ委員会、コープサークルなどの会合に参加し、食品工場の歴史説明や、商品の食べ比べを行い、食品工場生産品の良さを知ってもらう取り組みを進めました。
  • 学生対象の「オリジナル神戸メロンパン」コンテストでのアイデア募集など、若い世代の声を活かした取り組みを進めました。
食品工場の生産性向上や品質管理の徹底に取り組みました
  • 新たに食品工場の管理業務を(株)コープベーカリーに業務委託し、組織体制の見直しを行いました。また、兵庫県版HACCP(※)の認証取得の準備として、関係する管理規則や必要書類を兵庫県に送付し、審査段階に入りました。

(※)HACCP(ハサップ)……原材料受け入れから製造・出荷工程まで、微生物汚染や異物混入危害を予測し、防止につながる重要工程を継続的に監視・記録する衛生管理システム。

『コープ商品・品質保証の取り組み』

組合員の声を生かした、ふだんのくらしを支える商品の開発や改善を進めるとともに、品質保証の取り組みをいっそう推進しました。

組合員と職員が開催する学習会などを通じ、コープ商品の魅力を伝える取り組みを進めました
  • 学習会や産地訪問などを通じて、コープ商品の魅力を伝える取り組みや、「職員が語るレインボースクール」など職員が学んだことを組合員に伝える取り組みを進めています。
「エシカル消費」の商品づくりが進みました
  • コープ商品の開発・改善などを通じて、FSC認証(※)などの「エシカル」な側面をもつコープ商品の品揃えが進みました。
  • コープこうべ発の日本生協連との共同開発商品「CO・OP大人のおむつ&尿とりパッド」がデビュー。着用者と介護者の声を取り入れて開発しました。

(※)FSC認証……森林の環境保全に配慮し、地域社会の利益にかない、経済的にも継続可能な形で生産された木材に与えられる国際認証のこと。

食品安全の基本的な考え方と食中毒予防のための正しい手洗いの普及啓発に取り組みました
  • 商品検査の日(10月1日)のつどいでは、食品安全の基本的な考え方である「摂取する量に注目する」をテーマに、科学ジャーナリストの松永和紀氏を招いて学習会を開催、248人が参加しました。
  • 食品安全に関する情報交換の取り組み「はかるたいせつプロジェクト」は2年目を迎え、一人ひとりの食習慣をはかる取り組みや正しい手洗いの普及啓発に取り組みました。

『インターネット事業』

コープこうべアプリを通して組合員の利便性を高め、若い世代に支持される新しい楽しさを提供しました。

インターネットを活用した宅配利用者の拡大に取り組みました
  • 組合員新加入と同時に宅配の利用申込が簡単にできるようにシステム改善し、宅配利用者の増加につながりました(月当たり約100軒増)。
  • AI(※)を使った献立提案やWEBカタログによる注文機能をアプリに追加し、利便性を向上しました。また、注文忘れ防止のメール配信により、注文増に結び付きました。

(※)AI(エーアイ)……人工知能のこと。これまでのように最初に決められたことを行うだけではなく、経験から学び、順応することで、人間が行うような柔軟な対応を行うことができる。

アプリを使ったクーポン配信など、来店促進に取り組みました
  • アプリクーポン企画を毎月実施し、クーポンを配信した組合員の来店回数は、全体で2017年度の約20%、20歳~30歳代では約40%増加しました。夏休みに実施したこどもクーポンも、親子連れに好評でした。
  • 12月には、来店すると毎日ポイントがたまるキャンペーンを実施。アプリ画面に来店スタンプを表示する機能を加え、キャンペーンに参加した組合員の来店回数は、2017年度より約10%増加しました。

『電力事業』

「コープでんき」への加入促進と、事業規模の拡大を進めました。また、将来にわたって持続可能な社会をめざし、組合員・地域とともに考え、行動する取り組みを強化しました。

コープでんきの加入相談会やキャンペーンを実施し、加入が進みました
  • 店舗では4月と10月、宅配では4月と7月にキャンペーンを実施し、加入件数は目標8,000件に対して7932件(達成率99%)と、ほぼ計画通りに加入が進みました。
  • 5月からは「コープでんき推進チーム」を立ち上げ、店舗、宅配と連携した加入促進を進め、同チームの獲得件数が全体の約30%を占めるなど好調に推移しました。
コープでんきの産地見学会や学習会の開催、「でんきの地産地消」の取り組みを進めました
  • 「夏休み親子コープでんき産地見学会」や地域コープ委員会向けの学習会を開催し、39企画 1071人と、多くの組合員が参加しました。
  • 所属長対象の産地見学会を7月~8月に開催し、95人が参加。学んだ内容を各所属で共有化し、10月のエシカル月間での取り組みにつなげました。
  • 兵庫県にある再生可能エネルギーによる発電所からの電力調達を拡大しました(宝塚市:宝塚すみれ発電、神戸市:垂水下水処理場、丹波市:兵庫パルプ工業(株))。

『共済事業』

安定した事業基盤の構築をめざし、職員の育成や認知度の向上を進めました。また、他の事業や地域と連携し、若い世代へのアプローチを強化し、たすけあいの輪を広げました。

職員の保障提案能力を高める教育に取り組みました
  • 職員に、組合員一人ひとりのくらしに合わせた保障提案の能力を高める教育を行ったことで、《たすけあい》共済への加入だけでなく、がん保障なども大きく伸長しました。
若い世代や組合員でない方へのアプローチを進め、たすけあいの輪を広げました
  • インターネットシステムを活用し、組合員でない方へ生協と共済の同時加入を促進し260人の加入がありました(2019年3月末現在)。
  • コープデイズ神戸北町などの大型店舗で開催した、プロのカメラマンによるキッズ写真撮影会などの親子イベントには、多くの組合員の参加があり、加入にもつながりました。
東日本大震災の復興支援に取り組み、CO・OP共済の社会的価値の向上に貢献しました
  • 東日本大震災復興支援の取り組みのひとつとして、宮城県で復興に向けた商品を製作している作り手の皆さんに、コーすけキーホルダーの作成を依頼し、宅配利用組合員の共済加入プレゼントとしました。たすけあいの輪を広げる意義について、組合員、職員ともに実感できる取り組みとなりました。

『文化・利用事業』

子育て世代が参加しやすい講座の展開やカルチャーの魅力向上により、多くの組合員から支持される事業をめざしました。

コープカルチャーのインスタグラムを開設し、より多くの組合員に魅力を伝えています
  • 「みなくる☆そのだ コープさんとこ」1周年イベントにて、コープカルチャー塚口の講師や受講生によるデモ演奏や体験講座を開催し、多くの組合員に講座紹介を行いました。
  • 若い世代に向けて、インスタグラムなどでの情報発信やコープこうべの子育て応援情報配信「コーピーくらぶ」を活用した春の企業協賛親子クッキングの紹介をしました。
クレリ事業では、終活セミナーや墓石の相談会を店舗で開催しました
  • 30周年を迎えるクレリ事業(コープこうべの葬祭サービス)では、各ホールでの終活フェア、店舗での店頭相談会(7店舗)、墓石相談会(5店舗)などを開催しました。
  • 2019年2月から会員システム「コープこうべクレリメンバーズ」を開始しました。

『福祉事業』

既存事業の業績改善を進め、事業全体の構造転換を進めました。また、組織内外と連携しながら将来にわたってすべての人が安心してくらせる地域づくりに取り組みました。

診療報酬と介護報酬の同時改定に対応するとともに、事業収支改善の取り組みを進めました
  • 生産性向上に向けた各事業所の訪問対象エリアの絞り込み、利用者増に向けた継続的な営業強化、近隣事業者との良好な関係構築に取り組んでいます。また、事務の効率化、迅速な利用者情報の共有化をめざし、2019年2月に新しい業務システムを導入しました。
組合員のくらしの安心に応える総合福祉サービスへの転換に向けた基盤整備を進めました
  • サービス付高齢者向け住宅「コープは~とらんどハイム本山」、併設の「すこやかデイ本山」「ふれあいデイ本山」、小規模保育所「どんぐりっこ もとやま」は順調に入居者・利用者を増やしています。
  • 当初計画していた生徒数の確保が今後も困難であると判断し、「コープ松陰塾」「英会話教室」を2019年3月末に閉鎖しました。

『協同学苑』

全国の協同組合、地域、職員にとって「学び・交流の場」としてあり続けるため、コープこうべ内外との連携を強化した取り組みを進めました。

「学びと交流の場」としての学習会やイベントを開催しました
  • 組合員、職員の「学びと交流の場」としての機能・役割強化のため、組合員・職員対象の研修のほか、協同組合間で連携したイベントや学生を対象とした学習会を開催しました。
協同学苑の魅力を伝える広報を強化しました
  • 総代通信への記事掲載や地域コープ委員会の見学メニューに、「施設案内」を追加し、宿泊施設見学、介護実習室で介護のワンポイントを学ぶプログラムなどを実施しました。

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