コープこうべについて

主な出来事

2019年度を振り返って

1.コープこうべの役割や価値を互いに確認し合い、広く地域に伝えていきます

次の100年に向けて

『生協のあり方の検討』

次の100年に向けて、生協のこれからの方向性を考え、実践しました。

「ターゲット2030(に・まる・さん・まる)」の策定をすすめています
  • 「つどい場」や地区が開催する会議、イベントの場などを活用し、「2030年の地域のありたい姿」について考え語り合う場を設け、947人(44カ所で開催)の組合員が参加しました。
  • 「ターゲット2030」の策定に向けて、「2030年のありたいくらし・地域」と、それを実現させるための「コープこうべの役割」について話し合うワークショップを開催しました。組合員と役職員9092人の知恵と想いを寄せ合って、2020年に策定する一次案に向けて、中間とりまとめを行いました。
創立100周年に向けた記念企画の取り組みを行いました
  • 持続可能な地域の未来づくりに取り組む活動を表彰する、「わたしのSDGsアクションコンテスト」を実施し、120組の個人・団体からの応募がありました。2020年2月24日に、選出された6組による活動報告を行い、3組を表彰しました。
  • 「大切な誰かのために」というテーマで、未来につながる商品のアイデアを募集する「夢の商品アイデアコンテスト」を実施し、多様な世代から1157通の応募があり、選考を経て14アイデアを表彰しました。

『役割と価値を伝える』

これからの時代にふさわしいコープこうべの役割や価値を考え、広く地域に伝える取り組みを進めました。

活動・事業を通してコープこうべの役割や価値を伝えることに取り組みました
  • 次の100年に向けて、歴史を振り返る学習を進めています。また、「居場所・つどい場」づくりや、「フードドライブ」など、地域の行政・諸団体と連携した取り組み、「レインボースクール」や学生と連携した商品開発・普及など、活動や事業の様々な場面でコープこうべの役割や価値を伝える取り組みを進めています。
  • 職員を対象とした、ワークショップ形式でコープこうべの歴史を学び、継承する企画「未来の語り部づくり」に15人が参加しました。
出資金キャンペーンを通して生協の成り立ちをわかりやすく伝えることに取り組みました
  • 店舗、宅配で、年3回(6月・8月・2月)出資金キャンペーンを実施しました。また、コープこうべネットでは、キャンペーンにあわせて、生協が出資金によって支えられていることをイラスト等を使ってわかりやすく伝えました。

2.地域や社会の担い手と連携し、協働の力で「くらしの基盤」強化をめざします

安心してくらすことができる地域づくり

『「居場所・つどい場」づくり』

地域の人々がつながれる「場づくり」を通して、協働によるくらしの課題解決をめざしました。

「居場所・つどい場」づくりに取り組みました
  • 地域の方が気軽に立ち寄れる「ふれあい喫茶」や「ふれあいサロン」はコープサークルの運営によって、組合員集会室や店内、地域の集会所など約80カ所に広がっています。
  • 7月に改装オープンしたコープ西明石で、地域の誰もが気軽に立ち寄れるコープのつどい場「笑(え)くぼ西明石」がスタートしました。
  • 7月に営業を終了したコープ野間の近隣に、地域の活動拠点「そのまんま のま」と、「地域めーむひろば野間」を開設しました。また、9月に営業終了したコープ大庄は、地域のつどい場「大庄元気むら コープさんとこ」に改装し、11月15日にプレオープンイベントを実施。地域の方が主体となって立ち上げた「大庄元気むら運営委員会」が、地域活性化の拠点をめざした運営にチャレンジしています。
「地域ねっとわーく連絡会」の活性化に取り組みました
  • 「地域ねっとわーく連絡会」では、コープサークルなど、様々な活動グループが集まり、生協や地域のことなどを話し合っています。地域のつながり強化の取り組みとして、行政や社会福祉協議会、地域の活動者への参加の呼びかけを強化し、約4割の「地域ねっとわーく連絡会」で地域諸団体を交えた話し合いを行いました。
「地域コーディネーター」の活動地域を拡大し、活動者の顔の見える関係づくりをさらに進めました
  • 「地域コーディネーター」は、生協や地域のイベントをつないだり、「地域ねっとわーく連絡会」の活性化を図るなど、地域の中で活動者同士をつなぐ取り組みを進めています。現在は6人の「地域コーディネーター」が活動しています。

『くらしの課題に沿った学びの場づくり』

平和、防災、子どもを取り巻く問題、食と健康など、テーマでつながれる学びの場づくりを進めました。

核兵器のない世界を願う取り組みを行いました
  • 原爆投下の日にあわせて、組合員、役職員が、広島・長崎の原爆病院を訪問。「平和のカンパ」から50万円ずつ寄付しました。
  • NPT(核不拡散条約)再検討会議に向けて、核兵器の現状などを理解するための学習会を開催しました。地域コープ委員に呼びかけて立ち上げた、NPT再検討会議ワーキンググループが中心となって、生協代表団に「平和」への思いを託す横断幕と折り鶴を作成しました。
  • 「平和のカンパ」から被爆者活動支援基金に100万円を寄付しました。
行政や社会福祉協議会、諸団体と連携した被災地支援に取り組みました
  • 平成30年西日本豪雨により被災した岡山県倉敷市真備町へ、ボランティアバスを継続的に運行し、組合員や高校生ボランティア、職員が、写真洗浄作業などの支援を行いました。
  • 令和元年台風19号による水害で甚大な被害を受けた長野県へ、10月末に職員1人を先行派遣、11月末にボランティアバスを運行。長野県生協連を窓口に、JA長野、長野県社会福祉協議会他が協働する「信州農業再生復興ボランティアプロジェクト」に他団体と連携して計12人が参加しました。
  • 2019年度で8回目となる「福島の子ども保養プロジェクトinよしまキャンプ」を7月28日~8月1日に30人の小学生を迎え入れ実施。よしまキャンプ過去参加者(中学生・高校生)8人もキャンプリーダーとして参加しました。
  • ひょうごボランタリープラザが開催する「大規模災害を想定した災害ボランティア連携訓練」に地区本部の職員が参加。大規模災害時に災害ボランティアが最大限の力を発揮できるよう、行政、社会福祉協議会、NPO等と、平時から顔の見える関係づくりを進めています。
子どもを取り巻く環境についての理解者の拡大と、地域活動者とのネットワークづくりを進めました
  • 子どもを取り巻く環境について、地域コープ委員会やコープくらぶ・コープサークル向けに学習メニューを企画するなど、学習活動の取り組み拡大に向けた準備を進めました。
  • 管理日数切れの商品(賞味期限が近づいた商品)や宅配の返品商品の一部、「フードドライブ」で集まった食品をフードバンクや地域の子ども食堂などに提供しました。このような地域内循環の取り組みは、現在、125団体との連携に広がり、年間18トン以上の食品提供につながりました。
より健康的な生活習慣づくりを進めました
  • 各自の食べ方を振り返り健康づくりのきっかけとなるよう、web版BDHQ(簡易型自記式食事歴法質問票)調査システムを、eふれんず会員へ案内し、755人の参加がありました。また、子ども向けに「はかること」の大切さや、若い頃からの減塩の必要性を伝える紙芝居を、クッキングサポーターが中心となって作成。BDHQの学習会を8回実施し153人が参加しました。
  • 兵庫県生協連が会員生協と進める「ひょうごまるごと健康チャレンジ2019」は、組合員まつりや地域のイベントで医療生協が行う健康チェックとも連動させて、参加を呼びかけ、5089人(うちコープこうべ254人)の参加がありました。
  • 3年目を迎える「はかるたいせつプロジェクト」は、10月1日の「商品検査の日のつどい」と「健康チャレンジ」の活動をつなげ、“食の安全”と“ウォーキング”をテーマにした講演会を開催。292人の参加がありました。また、同日開催の東灘区内の取引先企業と連携した「ほがらかウォークin東灘」には300人が参加しました。
消費者学習に取り組みました
  • 兵庫県消費者教育支援事業の補助金を活用した消費者トラブル防止の学習会を、コープ横尾、コープ塚口の2カ所で開催しました。
  • NPO法人ひょうご消費者ネット、NPO法人消費者支援機構関西、兵庫県生協連との4団体共催で、2020年2月に「2019年度ひょうご消費者セミナー『キャッシュレス社会を生き抜くために』」を開催し110人の参加がありました。

『地域のニーズをとらえた有償活動の拡大』

地域のニーズをとらえて有償活動を見直し、拡大することで、今までつながりのなかった人々の活動参加を生み出しました。

「コープくらしの助け合いの会」「コープむつみ会」の活動会員の拡大に取り組みました
  • 「コープくらしの助け合いの会」と「コープむつみ会」は、活動会員を増やす取り組みを継続して進めています。活動会員の募集チラシを地域担当が配布したり、関心の高い「エンディングノートの書き方」「若見えメイク術」などをテーマにした講座を公開講座として、活動会員の研修と新規会員募集を兼ねて開催しました。
新たな担い手の広がりにつながる仕組みづくりに取り組みました
  • コープ岡本、コープ山手で、組合員が組合員の買い物を手伝う、「買い物支援ボランティア」にポイントを提供する取り組みを始めました。現在22人が登録して定期的に活動を行っています。店舗近隣の大学生がボランティア登録するなど、若い世代が活動に参加するきっかけにもつながっています。

生き生きと活動できる組合員組織づくり

『組合員活動の枠組みの見直し』

女性の就労率向上など社会環境の変化を受けて、誰もが参加しやすい組合員組織の仕組みづくりを進めました。

地域コープ委員会制度の見直しに取り組みました
  • 「誰もが参加しやすい、元気な地域コープ委員会」をめざして、地域コープ委員会制度の見直しを進めました。2019年5月に、地域コープ委員を対象にしたアンケート調査を実施。アンケート結果をもとに代表者会議や地域コープ委員会全体会などで話し合いを行い、「もっと“学べる”“アレンジできる”“仲間ができる”」新制度の方向性を確認し、2020年4月からの開始に向けて、継続して論議・検討を行いました。
コープくらぶ・コープサークルの枠組みの見直しに取り組みました
  • シンプルでわかりやすい制度により、生協とつながる活動者が増えるよう、2020年度から「コープくらぶ」「コープサークル」の2つの枠組みを「コープサークル」に統一します。活動者の“やりたい”思いに応えられるよう、活動の場や助成制度などの支援を具体化し、既存の「コープくらぶ」「コープサークル」メンバーへ案内を行いました。

『学んでくらしをより良くする仲間づくりの推進』

商品を核とした学習プログラムの魅力を高め、SDGsを意識しながらエシカル消費を実践する仲間を増やしました。

「誰かの笑顔につながる」エシカル消費の学びを深めました
  • 「見る・買う・体験する!楽しく気づくエシカル消費」をテーマに、消費者庁と兵庫県が主催する「エシカル・ラボinひょうご」に3つのブースを出展。エシカル商品の試食や販売、パネル展示で、約1100人の来場者にコープこうべの取り組みを紹介しました。
  • 2020年2月に「発見!SDGsアクションフォーラム」を開催し、一般社団法人エシカル協会代表の末吉里花さんに講演いただき、エシカル消費について学びを深めました。
食と環境のつながりに着目する学習に取り組みました
  • 「とれぴち」の活動は、一回完結型の学習から、生態系のつながりや、くらしと環境のつながりを意識し、シリーズで学びを深めるプログラムへと発展しています。明石・加古川・淡路エリアで行った連続プログラム「コープトレジャー2019」には、海から環境や食べものを考える「海コース」に親子14組30人、売り場から食べものの生産と消費を学ぶ「店コース」に子ども20人が登録し、体験学習を展開し参加者同士の交流も深まりました。
  • 豊かな海を取りもどす漁業者の取り組みの一端を知るイベント「虹の仲間で海づくり」「虹の仲間で森づくり」「かいぼり」に兵庫県漁連や兵庫県と連携して取り組みました。
  • 「とれしゃき」の活動では、季節ごとに特定の店舗で兵庫県産野菜をアピールする「兵庫フェア」を6月・11月・12月・2月に実施。兵庫県産野菜をより身近に感じながら、その特徴、おいしい食べ方を知ることで、地元野菜を選ぶことへの共感が広まっています。
フードドライブ、食品ロス削減に取り組みました
  • フードドライブは、3日間全店舗で食品を受け付ける集中取り組み(9月・1月)の他、常時受け付けを行う店舗は、21店舗に増えました。また、店舗が少ないエリアでは、総代をはじめとする組合員の声に応え、1月に5つの協同購入センター(吹田・丹波・淡路・但馬・西播磨)で実施しました。集中取り組み期間中に寄せられた食品は、店舗は6トン以上、宅配は1週間で600kgとなりました。
  • 店舗での食品ロス削減について、商品棚の手前にある値引品や消費・賞味期限が近い商品の購入を呼びかける「てまえどり」に、10月から全店舗で取り組んでいます。
プラスチックをはじめとするゴミの削減を意識したくらしの見直しに取り組みました
  • プラスチック使用に関する基本方針に沿った取り組みとして、6月には明石市、11月には尼崎市にて、プラスチックごみをテーマにしたシンポジウムとクリーン作戦を開催。地域で活動している団体との交流が深まりました。
  • 家庭で不要となった羽毛布団やダウンジャケットをリサイクルするために、回収を受け付ける店舗を12店舗に拡大しました。2020年3月末までに1517枚の羽毛布団やダウンジャケットを回収、再生羽毛(グリーンダウン)として有効利用されます。
  • 環境やSDGs関連の学習会に1676人が参加し、くらしの中でできることを考えました。

様々な人とのコミュニケーションと参加の広がり

『レインボースクールの充実』

「生協らしさ」に初めてふれ、共感してもらう場として、レインボースクールの充実に取り組みました。

店舗に親しみを感じてもらう取り組みを行いました
  • 職員が、フードプランなどの産地研修で学んだことをもとに商品の魅力を自ら語る、「レインボースクール」の「職員が語る」講座に力を入れています。外部講師の講座も含めたレインボースクール全体で、514講座、のべ7887人が参加しました。
子育て世代も気軽に参加できる仕組みづくりを行いました
  • 宅配では、地域性や組合員に届けたい情報を考慮して、協同購入センターごとに独自に企画した「めーむ&宅配 レインボーひろば」を実施しました。宅配と店舗が協力して開催する「レインボーひろば」などさまざまなスタイルで、20の協同購入センターが計24回開催、合計約2600人が参加。コープ商品などのお試しや職員等とのコミュニケーションを通じ、生協のことを楽しく学ぶ場となりました。

『若い世代との接点づくり』

高校生・大学生や未就学児の親世代が、コープこうべと出会える場づくりや、参画できるプロジェクトを企画しました。

スマートフォンのアプリを使った子育て世代とのコミュニケーションを強化しました
  • コープこうべアプリから気軽に一票を投じる「アプリで投票」は画像投稿などの機能を追加して、2019年度のべ8万2000人と若い世代の参加が広がっています。また、子育て中の方に役立つイベント情報などを配信する「コーピーくらぶ」は登録者が1万7000人を超えました。
店舗の空きスペースを地域の若いママたちが活用しています
  • コープ安倉、コープ武庫之荘など店舗の空きスペースを活用して、「ママ・マルシェイベント」を定期的に開催しています。地域の若いママたちが、ハンドメイドワークショップや家族で楽しめる体験イベントなどを開催しています。

組合員からも地域からも頼りにされる職員組織

『人づくり・組織風土改革』

社会の変化に目を向け、地域から信頼され、頼りにされる職員組織をめざしました。

職員一人ひとりが様々なライフイベントに直面した際にも継続して働くことのできる環境を整えました
  • 職員の育児・介護に関わる時短制度や働き方を変える制度などを整備してきており、実際に利用する職員も増えてきています。
組合員や地域社会に信頼される組織をめざして、コンプライアンス体制の整備を進めました
  • 職員教育において、福祉や介助の知識とスキルを学習する研修をスタートしました。また、民法改正や軽減税率導入など法改正に向けた準備を進めました。
障がい者の社会的自立支援に向けて、コープこうべグループ全体で実習の受け入れを進めました
  • 阪神友愛食品(株)能力開発センターの実習生受け入れや、特別支援学校などからの受け入れを継続して実施しました。

3.事業の活力を高め、毎日のくらしを支えます

事業活動

『供給事業』

組合員がくらす地域の課題解決に向けて、活動・事業の「総合力」を発揮できる組織運営をめざしました。

活動と事業の連携に取り組んでいます
  • 地区本部が持つ「行政やNPOなど諸団体とのつながり」、店舗事業が持つ「人が集う場」、宅配事業が持つ組合員宅に毎週訪問する「機動力とつながりの強さ」、それぞれの強みを組み合わせ、新たな価値づくりをめざした取り組みを検討しています。
店舗事業と宅配事業の事業間で連携した取り組みを進めています
  • 6月に店舗事業と宅配事業の連携を強化するため、供給事業部を新たに設置。それぞれの事業の強みを生かし、組合員へのさらなるお役立ちに貢献できる組織をめざしています。
  • 店舗でのコープでんき相談会や宅配加入促進、「めーむひろば」での試食など、店舗事業と宅配事業が連携した取り組みを強化しました。
  • 7月に改装オープンしたコープ西明石で、店舗事業と宅配事業が連携して新加入促進の取り組みを行い、3日間で38件加入いただきました。
買い物支援の取り組みを進めています
  • 移動店舗、買いもん行こカーは、ラッピング広告での協賛を得ながら運行エリアを拡大しています。

『店舗事業』

店舗の魅力向上による収入拡大と生産性向上による収支改善を軸とした事業構造改革に引き続き取り組んでいます。また、地域での連携を深め、地域の組合員へのお役立ちとつながり強化に取り組みました。

事業構造改革の取り組みを進めています
  • 収益確保が見込める店舗については、商圏の人口や年齢、ニーズの変化にあわせて計画的に建て替えや改装を検討・実施しています。一方、将来において収支改善が見込めない店舗については、地域でのあり方の検討を進め、7月にコープ野間、9月にコープ大庄の営業を終了しました。
  • 7月に改装オープンしたコープ西明石は、8月~2020年3月累計で来店組合員数が前年比108.6%、供給高前年比111.2%と好調に推移しています。
店舗の魅力を高める取り組みを進めています
  • 2018年度の改装店における頻度品の値下げなど価格プロモーションの成功事例を、「いつでもお買い得価格」として既存店に水平展開しました。
  • 4月と7月に期間限定でチャージ済みコピカを進呈する「新加入キャンペーン」に取り組みました。店舗での新加入件数は、2万6917件。前年比108.5%(+2098件)で推移しています。

『宅配事業』

宅配の魅力を広く伝え、なかまを増やす取り組みを強めるとともに、誰もが利用しやすい事業をめざしました。また、将来に向けた事業基盤の強化を図りました。

利便性向上に取り組んでいます
  • 店舗での「めーむひろば」の受け取り曜日拡大に取り組んでいます。コープ浜芦屋をはじめ、18店舗で曜日拡大を実施し、新たに780人が利用を開始しました。
  • 「地域めーむひろば」は、店舗が少ないエリアを中心に地域企業(ネッツトヨタ兵庫(株))との協働を含めて20拠点となり、650人が利用しています。
自動注文サービス「マイとーろく」の機能を強化しました
  • 商品を登録することで自動的に注文できる「マイとーろく」は、小松菜などの新たな商品や、組合員から要望の多かった隔週商品(豚バラなど)を追加し、取り扱いアイテム数は105、登録組合員数は22万軒になりました。
若い世代に向けた利用のきっかけづくりに取り組んでいます
  • コープの乳幼児食「きらきらステップ」をお試しできる「ワンコインお試し企画」は、700件の申し込みがあり、新たに200軒の宅配利用につながりました。
  • 地域の企業や団体と連携し、1歳未満の新生児にプレゼントの詰め合わせを届ける「はじめてばこ」に8月から取り組み、4600件の申し込みがありました。そのうち、お届け時に希望された方へ宅配を案内し、新たに400軒の利用登録につながりました。
働きやすい環境の整備に取り組んでいます
  • 荷台への乗降がしやすい車両を、2019年度は200台以上導入しました。
  • 自転車による配送拠点を増やす取り組みを進め、11拠点から配送をしています(2020年3月末現在)。
夕食サポート「まいくる」を推進しています
  • まいくる訪問エリア外でも、冷凍おかず(冷凍まいくる)と応援食(やわらか食・介護食・健康管理食)のお届けを開始し、チラシをめーむに折り込んで広報しました。また、10月には「まいくる感謝祭」のチラシを、地域担当から配布しました。

『生産事業』

健康や環境など時代の変化の中で求められるニーズと向き合い、組合員の想いを形にした商品づくり、安心して利用いただける商品供給をめざしました。

商品の見直しによる利用拡大、生産性向上に取り組んでいます
  • 食パン「熟成ロイヤル」「ふわっとやわらか食パン(神戸ブレッドに変更)」「サクッと食パン」を8月末から順次リニューアルし、おいしさの向上をはかるとともに、食塩の配合量を減らしました。3アイテムの9月~2020年3月の実績は、6億2300万円(前年比104.0%、数量前年比104.5%)となりました。
  • 11月に、「国産小麦のフランスパン」「ミニ食パン」がデビューしました。
  • 2018年度に高級食パンとして開発した「特上食パン」は、宅配での企画拡大を進めました。
  • 7月から、麺部門の不採算品目(ゆでそば、中華そば、細うどん)を中止し、製造エリアの再編を行うことで、生産性向上と収支改善を図りました。
学生と連携した商品開発や普及活動を行いました
  • 7月20日、街のパン屋さん6社との共同開催による、「第2回オリジナル神戸メロンパンコンテスト」を実施しました。また、10月5日開催の「神戸パンまつり」では、子会社の(株)コープベーカリーを含む7社が、7月の「オリジナル神戸メロンパンコンテスト」で出された若い世代のアイデアを商品化し、学生主体の販売も実施しました。
  • 8月30日、県立芦屋高校(2018年度オリジナル神戸メロンパンコンテスト受賞チーム)とのコラボ商品「ラグビーボール型 勝カレーメロンパン」のデビューにあわせ、コープデイズ芦屋・コープ浜芦屋にて学生との試食販売を実施しました。
時代の変化の中で求められる組合員の想いを形にする、商品開発に取り組みました
  • 食塩の配合量を減らした食パンを8月から発売。「新食パン宣言」として、パネルや動画を作成し、売り場や組合員まつりで、組合員にお知らせしました。
  • 兵庫県産小麦を使用したパンが2種類デビューしました。8月の「神戸ブレッド」には配合量3%、11月の「国産小麦のフランスパン」には60%配合しています。
  • 2020年1月18日、小麦の産地(姫路市香寺町岩部)に、親子19組43人で訪問し、生産者と交流を行いました。

『コープ商品・品質保証の取り組み』

組合員の声を生かしながら、くらしの変化に対応した商品の開発や品揃えの充実を進めるとともに、品質保証の取り組みをいっそう推進しました。

組合員のくらしに寄り添った商品開発、生協の価値を伝える取り組みを進めました
  • コープの乳幼児食「きらきらステップ」や、食物アレルギーに配慮した「SMILE DISH」を品揃えするなど、くらしのニーズへの対応を進めています。
  • 組合員の声に応え、「めっちゃ長いトイレットペーパー」100mダブルを新規開発しました。
  • 職員が、産地研修や語り手育成講座などに参加し、コープ商品の価値を自分の言葉で伝えられるように取り組んでいます。
持続可能な社会の実現に向けた「エシカル」などの取り組みを進めました
  • 2019年4月から、持続可能な農業を営む農園で育てられた商品につけられる「レインフォレスト・アライアンス認証」のチョコクッキー2品の取り扱いを開始するなど、エシカルな商品の品揃えを進めています。
  • 特定のコープ商品を購入することで、環境、資源保護の取り組みへの寄付や、岩手県田老町漁協の植樹活動への支援などにつながる取り組みを継続しています。
食品安全マネジメントシステムの再構築の取り組みを進めました
  • 店舗では、衛生管理の方法などについて、日本生協連が定めた“生協店舗の衛生管理ガイドライン”に基づき、部門ごとの衛生管理の手法や記録方法の見直しを行いました。
  • コープスの製造委託先を対象に、食品安全マネジメントシステムの学習会を開催。66工場から80人が参加し、食の安全を確保する「食品防御」の考え方を学びました。
  • 商品検査センターを拠点にした“食の安全学校”を開校。1期生26人が食品安全検定(実施団体:一般社団法人食品安全検定協会)に合格、2期生16人の学習がスタートしました。
  • 役職員を対象に、「ゲノム編集技術応用食品(※特定の遺伝子を狙って切断し、その部分に変異を起こす技術(ゲノム編集技術)を用いた食品)」の学習会を開催。約50人が参加し、これまでの品種改良との違い等について学びました。

『インターネット事業』

コープこうべアプリの機能を増やし、組合員の利便性を高めるとともに、生協利用の楽しさを提供しました。

コープこうべアプリの機能を強化しました
  • 宅配の到着前に「もうすぐコープ!お届け日だよ」とお知らせする機能を加えました。組合員活動や買い物支援ボランティアなどの参加時に、QRコードを読み取ることでポイント進呈される「コープTOUCH(タッチ)」は、のべ4万7000人の利用がありました。
生協利用の促進に向けた取り組みを強めました
  • アプリの来店クーポンを「めーむ」で紹介するなど、宅配利用組合員の店舗利用を促進する新たな企画を実施しました。また、アプリに寄せられた商品やイベントの口コミ情報を「めーむ」だけでなく店舗で紹介するなど、組合員の生協利用につながる取り組みを行いました。
アプリの便利さ、楽しさを知ってもらう取り組みを行いました
  • スマホは持っているけどアプリは苦手という方に向けてガイドブックを作成しました。また、携帯電話の販売店と連携した初心者向けのアプリ学習会の取り組みを開始しました。

『電力事業』

事業規模拡大のスピードアップをめざし、加入促進を強化しました。また、将来にわたって持続可能な社会に向けて、地域の資源を活用した再生可能エネルギー拡大の取り組みを進めました。

「コープでんき」の加入・利用促進に取り組みました
  • 6月、10月に店舗でコープでんきの相談会を実施し、398件の加入がありました。
  • 12月検針分より「コープでんき」の利用への感謝と、さらなる再生可能エネルギー普及への願いを込めて「でんきポイント」の進呈を開始しました。
「コンセントの向こう側にある社会的課題」を、組合員と一緒に考え、行動する取り組みを進めました
  • 組合員とともに、地球温暖化やエネルギーの問題、資源の循環利用などを学習する「エネルギー&リサイクル学習会」などを35回実施し、1141人が参加しました。
「コンセントの向こう側にある社会的課題」を、組合員と一緒に考え、行動する取り組みを進めました
  • 11月から、再生可能エネルギー固定価格買取制度における買取期間(10年間)が終了する組合員を対象に、太陽光発電の余剰電力買取サービスを開始しました。
  • 2020年1月より、住吉事務所や店舗などの8事業所で使用する電力を、バイオマス発電と自家消費型太陽光発電による再生可能エネルギー100%の電力に切り替えました。
  • 兵庫県内の発電所からの電力調達を拡大し、「でんきの地産地消」の取り組みが進みました((株)日本海水赤穂工場のバイオマス発電所、(有)みずほ協同農園の発電所、宝塚市の一般社団法人西谷ソーラーシェアリング協会の発電所)。

(※)ソーラーシェアリング…太陽エネルギーを農地と発電でシェアする(分け合う)ことで、農業と発電事業を両立させる取り組み。

『共済事業』

地域と連携した取り組みを展開し、子育て世代へのアプローチを強化し、たすけあいの輪を広げました。また、安心して保障の相談ができる人材の育成とともに、組合員でない方への広報も強化しました。

共済の認知度を高める取り組みを行いました
  • テレビCMのイメージと連動した広告を行ったことで、資料請求が増加しました。
  • 幼稚園でのイベントや、店舗(シーア・コープデイズ神戸北町・コープデイズ芦屋・コープ北口食彩館)で子ども向けのイベントを実施。コープ共済に親しみを持っていただく取り組みを進めました。
人材の育成と共済推進を強化しました
  • より組合員に寄り添った提案ができるよう、電話でコープ共済を紹介するチームを新設。アポイントの機会を増やし、訪問による共済のおすすめを実施しました。
  • 経験2年以内の共済担当者に商品知識や保障プランの提案力を高める研修を行うなど、総合的な保障提案ができる体制づくりを進めています。

『文化・利用事業』

広報強化と魅力的な講座の充実によって、利用者を増やし、多くの組合員から支持される事業をめざしました。

コープカルチャーの推進、認知度の向上に取り組みました
  • 「つどい場」での体験講座の実施や、機関紙「きょうどう」でのコープカルチャー講師による作品紹介、インスタグラムやフェイスブックなどでの広報、店内放送、のぼりの設置など、様々な手法を使ってコープカルチャーの認知度向上に取り組みました。
子育て世代や高齢の男性に向けた講座の開発を進めました
  • 若い世代のコープカルチャー受講者数を増やす取り組みとして、コープステーションに掲載している『ママの手作り体験記』と連携した講座を開催したほか、夏休みに親子講座を76講座開催しました。また、男性に向けた料理教室などの講座は、19講座180人が受講しています。
クレリ事業の推進に取り組みました
  • 葬儀相談から葬儀後のアフターフォローまでをサポートする「クレリメンバーズ(※)」は、春と秋のキャンペーンや店頭相談会を開催し、1928件の加入がありました。
  • 葬儀後のアフターフォローの取り組みとして、年忌法要(1周忌)を迎える組合員に対して、お困り事相談の受付や、粗供養・料理の案内などを配布しました。

(※)クレリメンバーズ…葬儀だけでなく、生前整理やお墓のことなど、事前相談から葬儀後のアフターフォローまで、加入者とご家族の安心をサポートするサービス。

『福祉事業』

事業全体の収支改善を進めました。また、子育て支援事業の拡充とともに地域包括ケアの実現に向けた地域密着型施設の開設の検討を進めました。

介護事業の認知度向上に取り組みました
  • 訪問介護と居宅介護支援を中心に近隣事業者への営業活動を強化し、新規利用者の確保に努めました。
  • 宅配事業と連携して介護事業の紹介などを行うとともに、地域のイベントに出展し、コープこうべの介護事業の認知度向上に取り組みました。
地域包括ケアの実現に向けて取り組みました
  • 高齢となり介護が必要になっても、住み慣れた地域で自分らしいくらしを続けることができるように、コープこうべの基本ケアの考え方を取り入れた研修やミーティングを行っています。

『協同学苑』

協同組合、地域、職員の「学び・交流の場」としての役割を果たすとともに、安心してくらすことができる地域づくりを担う人材育成を進めました。

生協運動、協同組合運動を推進する学習の場づくり、人材育成に取り組みました
  • 創立100周年に向けた記念企画の一環で、史料館や資料室を活用し、職員がコープこうべの年表づくりに取り組みました。年表は、2019年6月の通常総代会にて掲示。現在は、住吉事務所の1階に掲示しています。
  • 8月末から、所属長を対象に「コープ・ヒューマンケア研修」を6回開催しました。店舗や宅配での高齢者、障がい者への日常的な対応およびサービス改善につながる知識やスキルの習得を図りました。
宿泊施設の広報強化、設備・サービスの改善に取り組みました
  • 協同学苑を知らない方にもホームページにアクセスしていただけるよう、リスティング広告(検索キーワードに応じて上位に表示される広告)を実施するなど広報強化を図り、新規の利用につなげています。
  • 宿泊棟の電気容量の増量や、チェックインおよび朝食時間の変更、Wi-Fi設備の入れ替えなど、利用者の意見も取り入れながら設備・サービスの改善に取り組みました。
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