2025年5月30日
「国際協同組合年に当たり協同組合の振興を図る決議」が採択されました
国連が2025年を「国際協同組合年」と定めたことを受け、2025年5月27日の衆議院本会議において「国際協同組合年に当たり協同組合の振興を図る決議」が賛成多数で採択されました。
決議の内容は以下のとおりです。
1.協同組合の定義、価値及び原則を尊重
国際連合の「協同組合の発展のための支援的な環境づくりをめざすガイドライン」及び ILO(国際労働機関)の「協同組合の促進に関する勧告」に留意するとともに、ICA(国際協同組合同盟)の「協同組合のアイデンティティに関する ICA 声明」によって定められた協同組合の定義、価値及び原則を尊重すること。
2.地域の中での協同組合の役割
協同組合が相互扶助の精神に基づき地域社会の持続可能な発展のために活動している点を重視し、持続可能な地域社会づくりに当たっては、その有力な主体として協同組合を位置付けること。
3.民間非営利組織としての発展
公共部門や営利企業ではない民間非営利組織が果たし得る役割を重視し、多くの人々が組合員として民主的に管理運営する民間非営利組織である協同組合の発展に留意すること。
コープこうべは、協同組合同士のつながりを大切に、より一層SDGsの達成に向けた取り組みをすすめ、助け合い、支え合い、やさしさがあふれる地域社会をめざしていきます。
---国際協同組合年とは---
国連は、さまざまな分野で持続可能な開発目標(SDGs)に貢献している協同組合を評価し、その認知の向上と協同組合の振興のために、2025年を2012年に続き2回目の国際協同組合年に定めました。