事業計画

2016年度

基本方針

「未来づくり、組合員の力で」
~たすけあいの輪が広がる地域づくりをめざします~

全体課題

  • (1)社会やくらしの課題解決に向け、事業と活動を一体化させた事業戦略づくりを進めます。
  • (2)行政、諸団体との連携をいっそう強め、持続可能な地域づくりをめざします。
  • (3)次代コープこうべづくりに向け、生協運動を力強く推進する活力ある組織づくり、人づくりを進めます。

重点取り組み

(1)社会やくらしの課題解決に向け、事業と活動を一体化させた事業戦略づくりを進めます。

店舗事業

  • 1)高齢化や世帯人数の減少を受けて、少量商品や惣菜、即食・簡便商品の品揃えを強化し、組合員満足の向上をめざします。
  • 2)誰にでもわかりやすい表示をめざし、情報誌や店内の表示物の見やすさ、伝わりやすさの改善を行います。また、電子マネーを導入し、精算時の利便性を向上させます。
  • 3)店舗スペースに応じて、順次、レストスペース・イートインスペースの導入を進め、地域における憩いの場と居場所づくりに取り組みます。
  • 4)組合員の「くらしの困りごと解決」に向けて「くらしの案内係」を配置し、組合員とのコミュニケーションを通じて利用サポートから地域ネットワークづくりの支援まで、幅広いサービスを提供していきます。
  • 5)買い物にご不便を感じておられる方々に対するサービスとして移動店舗の配送コース拡大や、お買い物バスの研究に取り組みます。

宅配事業

  • 1)5月より「コーピーくらぶ」を立ち上げます。子育てに必要な商品情報や便利情報とともに組合員活動や子育てイベントの情報も発信し、ネットワークづくりをサポートします。
  • 2)組合員一人ひとりに合った「個人最適な紙面」づくりを目指します。適量・少量企画の強化、インターネットでの商品情報、料理レシピの提供など、多様化するニーズに応えていきます。
  • 3)高齢化社会に合わせて、一部地域での介護用品チラシの配布を行います。また、WEBめーむでの介護用品の展開も継続します。
  • 4)夕食サポート「まいくる」では、地域の会合等での試食会や高齢者の食に関する学習会を開催していきます。

生産事業

  • 1)食品工場生産品は、組合員の声を生かしながら少量化や地域性などに対応した商品開発を進めます。また、組合員の商品学習や施設見学、他生協への販路拡大も引き続き取り組みます。
  • 2)品質管理マネジメントシステムの構築・実践、お申し出管理の再整備を通し、安全安心な商品の供給に努めます。さらに将来にわたって食品工場を存続させるため、人材の育成と経営の安定化を進めます。

共済・サービス事業

  • 1)全国組合員がくらしを支え合うコープ共済は、共済カウンターの設置(新たに4店舗)に加えて、タブレット端末を活用し、組合員のくらしやニーズに合った提案力の向上をはかります。
  • 2)組合員から信頼いただける職員の育成に向けて、ビジネスマナー、コンプライアンス意識の向上や、資格取得を通じた業務品質の向上をはかります。
  • 3)コープこうべの葬祭サービス「クレリ事業」は、低価格葬の導入や、クレリ三木相談センターの開設、学習会・相談会の開催により、組合員ニーズに対応したメニューの提案を進めます。

コープ商品開発・改善

  • 1)コープ商品の魅力を伝える取り組み、健康・環境・防災をキーワードにした食育の提案を、より多くの組合員と職員が一緒になって行います。
  • 2)コープスと日生協CO・OP商品のそれぞれの強みを生かした最適な品揃え、それぞれの良さを統合した商品の共同開発を進めます。

福祉事業

  • 1)サービス付き高齢者向け住宅を開設し、地域の高齢者福祉住宅という新たな事業を展開します。
  • 2)子育て支援事業は、学童保育「Terakoya」に加えて、e-ラーニングを利用した学習塾や小規模型保育所の開設へのチャレンジなど、新たな事業モデルの構築に向けた準備を進めます。
  • 3)福祉・介護に携わる人材の新規採用と既存職員の定着・育成を促進し、事業基盤の強化を図ります。訪問介護サービスなど既存事業の再構築に着手します。

文化事業

  • コープカルチャー本部に講座企画チームを立ち上げ、複数のカルチャーで募集する共通企画の開発や人気講座の水平展開により、講座企画の拡大を進めます。

協同学苑

  • 宿泊・施設利用の稼働率向上をはかるとともに、より多くの地域の人たちや職員の「学び・交流の場」として施設全体の活用の幅を広げます。

(2)行政、諸団体との連携をいっそう強め、持続可能な地域づくりをめざします。

地域のつどい場づくり

  • 1)(公財)コープともしびボランティア振興財団などの諸団体や個人とのネットワークを生かし、活動を行う組合員の学習や交流を進めます。
  • 2)店舗内のスペースや事業所併設でない拠点の活用も視野に入れ、4月からスタートするコープサークルへの立ち上げ支援助成制度の広報や組合員集会室のきまりの見直しを行います。
  • 3)地域の中で進行しつつある貧困や社会的排除などの問題についての学習を進めます。

「たすけあい」の地域づくり

  • 1)誰もが地域の一員として受け入れられ、困りごとの解決が図られる地域づくりに向けて、コープこうべの資源を有効に生かしながら、行政、諸団体との連携をさらに深めます。
  • 2)地域にたすけあいの輪をいっそう広げ、より参加しやすく、利用しやすい活動にするために、「コープくらしの助け合いの会」のきまりを見直し、新たな仕組みを作ります。

商品を通したくらしの見直し

  • 1)コープ商品を中心に、生産者との交流や産地・工場見学などを通して、原料から廃棄までの一連の流れと社会や環境への影響について学び、日々のくらしを見つめ直すきっかけとします。
  • 2)協同組合間の連携で進める「ひょうご地魚推進プロジェクト(とれぴち)」、「兵庫地場野菜振興プロジェクト(とれしゃき)」を継続し、「食」「くらしと文化」「環境」のつながりについてともに学びます。

持続可能な社会づくり

  • 1)持続可能なエネルギー社会づくりに向け、太陽光などの再生可能エネルギーの発電と、その電気をコープこうべの店舗等で利用する取り組みをさらに拡大します。また、2016年4月の電力小売自由化を受け、組合員学習を進め、消費者自らの意思で電気を選択できる社会づくりを推進します。
  • 2)資源循環型の社会づくりに向けたリサイクルの取り組みを、子会社とも連携しながらコープこうべグループとして推進します。
  • 3)「コープの森・社家郷山」(西宮市)、「みんなの牧♥里プロジェクト」(豊能町)など、身近な里地・里山を舞台に、生物多様性や農業をめぐる問題について学ぶ取り組みを進めます。

地域防災と東北の生協との交流

  • 1)防災・減災の活動を行政、地域諸団体と連携して取り組み、地域ぐるみの活動へと広げます。また、全国生協と交流を深め、災害に強い組織体制づくりを進めるとともに、職員の防災力を高めます。
  • 2)宮城・岩手・福島の生協との交流を通して、「地域の課題解決」についての学びあいを継続します。

平和・くらしの中の憲法学習の取り組み

  • 1)被爆・戦争・被災体験者から、平和の意味や命の大切さを次世代に伝える取り組みを強め、地域に平和学習や活動を広げます。
  • 2)憲法学習を地域に広げ、組合員・職員がくらしの視点から社会の情勢を読み解き、語り合える場をつくります。
  • 3)兵庫県ユニセフ協会やCODE海外災害援助市民センター、(公財)PHD協会などとのつながりを強め、世界で起きている問題とくらしを関連づけて考える学びの場をつくります。

(3)次代コープこうべづくりに向け、生協運動を力強く推進する活力ある組織づくり、人づくりを進めます。

生協ファンを増やす取り組み

  • 1)コープ商品の利用、親子イベントや子ども向けプログラム、レインボースクールへの参加を通して、新たな「生協ファン」を増やす取り組みを、組合員と職員とが一緒になって行います。
  • 2)「くらしの情報センター」に集められる、組合員一人ひとりの声やニーズを、サービスの充実や品揃えの改善、業務改革などにつなぐ取り組みを継続して進めます。
  • 3)生協のしくみを伝えることにより新加入につなぐ取り組みや、学習会などで出資金に関する理解を深める取り組みを進めます。

機関運営の充実と組合員組織の枠組みの検討

  • 1)総代がより主体的に役割を発揮できるようにするために、総代懇談会や地区別総代会議で寄せられた声の分析、事業計画への反映、フィードバックの仕組みに磨きをかけるとともに、総代への情報提供や学習メニューを見直します。
  • 2)「地域コープ委員会」「コープくらぶ」「コープサークル」など、これからの時代に即した組合員組織の枠組みについて検討を進めます。
  • 3)他生協の事例を参考に、組合員活動と地域をつなぐ役割や、組合員による地域課題解決の有償活動の枠組みを研究します。

人づくり・組織風土改革

  • 1)職員一人ひとりの自発的な挑戦を応援し、多様な価値観を生かして、誰もが個性・能力を発揮しながら働き続けられる組織をめざします。雇用区分・役割を越えた対話の場づくりや柔軟な働き方を支援できる仕組みづくりを行います。
  • 2)より適切な業務運営を行うため、これまでの業務手順をあらためて見直し、ミスや不正が発生しにくく、万一発生しても早期に発見できる体制が整備されているかについての点検を進めます。
  • 3)障がい者の就労拡大に向けて、事業領域を拡大するための枠組みづくりに組織全体で取り組んでいきます。
  • 4)「労働組合」「定時職員協議会」との信頼関係をいっそう深め、コミュニケーションを図ります。

新生協運動に向けて

  • 1)少子高齢化、人口減少という時代の変革を乗り越えていくために、創立100周年となる2021年に向け、次代コープこうべづくりの取り組みをスピードを上げて進めていきます。
  • 2)「事業」と「活動」を統合させながら、組合員と生協との新しい協働の仕組みづくりを研究します。
  • 3)地域社会、地域諸団体との連携をいっそう深め、課題解決力を強めながら、組合員一人ひとりのくらしの願いの実現を応援します。

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